@IDX:47500
@OFF:0xd1
@SPK:
@JPN:　昼の仕事が終わってすぐに仮眠を取ったおかげで、　身体は多少楽になった。
@ENG:

@IDX:47501
@OFF:0x127
@SPK:
@JPN:　９時からの仕事に合わせて準備をし、あとは真魚の　電話を待つばかり……。
@ENG:

@IDX:47502
@OFF:0x18b
@SPK:
@JPN:　だが肝心の連絡がいくら待っても一向に来ない。
@ENG:

@IDX:47503
@OFF:0x1c7
@SPK:
@JPN:　すでに時計の針は、９時半を指している。
@ENG:

@IDX:47504
@OFF:0x1fd
@SPK:
@JPN:　まだ準備ができていないのだろうか？
@ENG:

@IDX:47505
@OFF:0x22f
@SPK:
@JPN:　いくら仮眠したとは言っても、これ以上遅くなると　睡眠時間が……
@ENG:

@IDX:47506
@OFF:0x293
@SPK:
@JPN:と、思った途端に電話のベル。
@ENG:

@IDX:47507
@OFF:0x2bd
@SPK:
@JPN:　多分あいつだ、真魚からの電話。
@ENG:

@IDX:47510
@OFF:0x339
@SPK:[\protag]
@JPN:　……はい、もしもし……。
@ENG:

@IDX:47512
@OFF:0x39e
@SPK:［真魚］
@JPN:　はぁい、私。真魚だよ。
@ENG:

@IDX:47515
@OFF:0x3ec
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚か……準備できたのか？
@ENG:

@IDX:47517
@OFF:0x44b
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん……だから連絡……はいっ！？
@ENG:

@IDX:47520
@OFF:0x4a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　……どうした？　変な声出して……。
@ENG:

@IDX:47522
@OFF:0x50a
@SPK:［真魚］
@JPN:　ん～ん、なんでもない。ちょっとこっちで呼ばれただけ。それで、仕事なんだけど……。
@ENG:

@IDX:47525
@OFF:0x592
@SPK:[\protag]
@JPN:　もう始められるのか？
@ENG:

@IDX:47527
@OFF:0x5eb
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、もう大丈夫。
@ENG:

@IDX:47530
@OFF:0x635
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かった。それで、ミーティングは……。
@ENG:

@IDX:47532
@OFF:0x6a0
@SPK:［真魚］
@JPN:　行くけど、もしかしたら遅れるかも。
@ENG:

@IDX:47535
@OFF:0x6fa
@SPK:[\protag]
@JPN:　遅れる？
@ENG:

@IDX:47537
@OFF:0x747
@SPK:［真魚］
@JPN:　ちょっと呼び出されちゃって。
@ENG:

@IDX:47540
@OFF:0x79b
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かったよ。じゃあ、一応待ってる。
@ENG:

@IDX:47541
@OFF:0x801
@SPK:
@JPN:　呼び出しか……。
@ENG:

@IDX:47542
@OFF:0x821
@SPK:
@JPN:　真魚のやつ、何か失敗でもしたのか？
@ENG:

@IDX:47543
@OFF:0x861
@SPK:
@JPN:　あの外見で真魚が看護婦だなんて、いまだに違和感　を感じることがある。
@ENG:

@IDX:47544
@OFF:0x8b5
@SPK:
@JPN:　見かけよりしっかりした子だとは分かっているが、　それでも、どっか一本抜けているという印象を拭い　去ることは容易ではない。
@ENG:

@IDX:47545
@OFF:0x93d
@SPK:
@JPN:　真魚が何かの拍子で大ポカをやらかしたとしても、　たぶん僕は驚かない。
@ENG:

@IDX:47546
@OFF:0x9a3
@SPK:
@JPN:　医療ミスでも起こしたんじゃないだろうな？
@ENG:

@IDX:47547
@OFF:0x9db
@SPK:
@JPN:　……まあ、それは冗談として、連絡が遅れた理由と　合わせてミーティングの時に聞いてみよう。
@ENG:

@IDX:47548
@OFF:0xb0c
@SPK:
@JPN:　……真魚が来ない。
@ENG:

@IDX:47549
@OFF:0xb2e
@SPK:
@JPN:　遅れるかもしれないと言ってはいたが、着替えが終　わってしばらくしても真魚は現れない。
@ENG:

@IDX:47550
@OFF:0xba2
@SPK:
@JPN:　遅れるって言っても、こんなに遅くなるなんて。
@ENG:

@IDX:47551
@OFF:0xbde
@SPK:
@JPN:　……急ぎの仕事でも入ったのだろうか？
@ENG:

@IDX:47552
@OFF:0xc12
@SPK:
@JPN:　それとも身体の具合が悪くて早退したとか……。
@ENG:

@IDX:47553
@OFF:0xc4e
@SPK:
@JPN:　もしそうなら、ミーティングに来られないとしても　仕方がない。
@ENG:

@IDX:47554
@OFF:0xcaa
@SPK:
@JPN:　だが理由はどうあれ、これ以上待っているわけにも　いかない。
@ENG:

@IDX:47555
@OFF:0xcf4
@SPK:
@JPN:　もうしばらく待って、それでも真魚が来なかったら　作業を始めてしまおう。
@ENG:

@IDX:47556
@OFF:0xd5a
@SPK:
@JPN:　運良くと言うかなんと言うか、洗う死体が女性だと　いうことは鏑木さんから聞いて知っている。
@ENG:

@IDX:47557
@OFF:0xdc2
@SPK:
@JPN:　傷の有無は引き上げてから調べればいい。
@ENG:

@IDX:47558
@OFF:0xdf8
@SPK:
@JPN:　もし、２体以上準備されていたら、１体洗ってから　鏑木さんを呼んで何体洗うのか聞けばいいだろう。　
@ENG:

@IDX:47559
@OFF:0xe7a
@SPK:
@JPN:　それにしても真魚はどうしたんだ？
@ENG:

@IDX:47560
@OFF:0xeaa
@SPK:
@JPN:　仕事後のミーティングには来るだろうか……？
@ENG:

@IDX:47561
@OFF:0xee4
@SPK:
@JPN:　もし来なければ、帰りにナースステーションにでも　様子を見に行くか……。
@ENG:

@IDX:47562
@OFF:0x1001
@SPK:
@JPN:　結局、さらに５分ほど待ってから、飛び込むように　仕事場に入った。
@ENG:

@IDX:47563
@OFF:0x1051
@SPK:
@JPN:　だが、急ぐのはここまで……。
@ENG:

@IDX:47564
@OFF:0x107d
@SPK:
@JPN:　慌てて失敗しては、元も子もない。
@ENG:

@IDX:47565
@OFF:0x1122
@SPK:
@JPN:　だが……。
@ENG:

@IDX:47566
@OFF:0x1210
@SPK:
@JPN:　引き上げた死体を見た瞬間、そんなことはどうでも　よくなってしまった。
@ENG:

@IDX:47567
@OFF:0x12e7
@SPK:
@JPN:　　　『
@ENG:

@IDX:47568
@OFF:0x12fb
@SPK:
@JPN:ナ
@ENG:

@IDX:47569
@OFF:0x1309
@SPK:
@JPN:ゼ
@ENG:

@IDX:47570
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@SPK:
@JPN:コ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:コ
@ENG:

@IDX:47572
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@SPK:
@JPN:ニ　
@ENG:

@IDX:47573
@OFF:0x1343
@SPK:
@JPN:ミ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:ド
@ENG:

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@SPK:
@JPN:ウ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:サ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:ン
@ENG:

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@SPK:
@JPN:ガ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:イ
@ENG:

@IDX:47580
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@SPK:
@JPN:ル
@ENG:

@IDX:47581
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@SPK:
@JPN:ノ
@ENG:

@IDX:47582
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@SPK:
@JPN:ダ
@ENG:

@IDX:47583
@OFF:0x13cf
@SPK:
@JPN:』
@ENG:

@IDX:47584
@OFF:0x13fd
@SPK:
@JPN:　土気色の肌、グッタリと脱力した身体……。
@ENG:

@IDX:47585
@OFF:0x1435
@SPK:
@JPN:　ほとんどの遺体に共通する要素を備えて、床の上に　横たわっている。
@ENG:

@IDX:47586
@OFF:0x1495
@SPK:
@JPN:　こんなバカなこと、あるはずがない……。
@ENG:

@IDX:47587
@OFF:0x14cb
@SPK:
@JPN:　昨夜会ったばかりで、こんなこと……。
@ENG:

@IDX:47588
@OFF:0x14ff
@SPK:
@JPN:　なぜ、こんなことに……。
@ENG:

@IDX:47589
@OFF:0x1527
@SPK:
@JPN:　まさか……昨夜実験の話をしてくれたのが原因……　なのか？
@ENG:

@IDX:47591
@OFF:0x15c8
@SPK:［女の声］
@JPN:　どうしたの？　手が止まってるじゃない……。
@ENG:

@IDX:47594
@OFF:0x16e0
@SPK:[\protag]
@JPN:　……なんで、副院長が……こんな、ところに……。
@ENG:

@IDX:47596
@OFF:0x1753
@SPK:［千草］
@JPN:　そんなことはどうでもいいでしょ。さ、早く洗いなさい。
@ENG:

@IDX:47599
@OFF:0x17bf
@SPK:[\protag]
@JPN:　……あんた……なのか？　あんたが、御堂さんを……。
@ENG:

@IDX:47601
@OFF:0x1836
@SPK:［千草］
@JPN:　何を言ってるのか分からないわね……。御堂さんは、昨夜突然倒れたのよ？
@ENG:

@IDX:47604
@OFF:0x18b2
@SPK:[\protag]
@JPN:　ウソだ！　じゃあ、何でこんなところに……。
@ENG:

@IDX:47606
@OFF:0x1921
@SPK:［千草］
@JPN:　本人の希望を酌んだ結果よ？　登録済みだったし、丁度ご遺体の数が足らなかったから……。
@ENG:

@IDX:47607
@OFF:0x19fe
@SPK:
@JPN:　もう副院長の虚言など聞きたくなかった。
@ENG:

@IDX:47608
@OFF:0x1aa5
@SPK:
@JPN:　ウソだ……。
@ENG:

@IDX:47609
@OFF:0x1ac1
@SPK:
@JPN:　こんなの、現実じゃない……。
@ENG:

@IDX:47610
@OFF:0x1aed
@SPK:
@JPN:　血の気の失せた御堂さんの身体を見下ろしながら、　ただひたすら現実を否定する。
@ENG:

@IDX:47611
@OFF:0x1b59
@SPK:
@JPN:　ウソだ。
@ENG:

@IDX:47612
@OFF:0x1b71
@SPK:
@JPN:ウソだ。
@ENG:

@IDX:47613
@OFF:0x1b87
@SPK:
@JPN:ウソだ……。
@ENG:

@IDX:47614
@OFF:0x1ba1
@SPK:
@JPN:　ウソだ……
@ENG:

@IDX:47615
@OFF:0x1bbb
@SPK:
@JPN:ウソだ……
@ENG:

@IDX:47616
@OFF:0x1bd3
@SPK:
@JPN:ウソだ……
@ENG:

@IDX:47617
@OFF:0x1beb
@SPK:
@JPN:ウソだ！
@ENG:

@IDX:47618
@OFF:0x1c07
@SPK:
@JPN:　ウソだ！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:　嘘だ！
@ENG:

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@OFF:0x1c31
@SPK:
@JPN:　うそだ！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:　ウソダ！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:　ウソだ！　ウソダ！！　ウソだ！！　
@ENG:

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@OFF:0x1c8d
@SPK:
@JPN:嘘ダ！！！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:　うそだ！！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:　ウソだ！！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:　ウソダ！！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:　ウソダ！！
@ENG:

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@JPN:　うそだ！！
@ENG:

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@JPN:　ウソだ！！
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@JPN:　ウソダ！！
@ENG:

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@SPK:　ウソダ！！　
@JPN:　きっ
@ENG:

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@JPN:ト
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@JPN:　ボ
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@JPN:…
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@JPN:…
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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:47749
@OFF:0x243f
@SPK:[\protag]
@JPN:　違う……御堂さんじゃない……これは……。
@ENG:

@IDX:47751
@OFF:0x24ac
@SPK:［千草］
@JPN:　……それは御堂さんよ。見れば分かるでしょう？
@ENG:

@IDX:47754
@OFF:0x2510
@SPK:[\protag]
@JPN:　……違う……違う……違う……。
@ENG:

@IDX:47756
@OFF:0x2573
@SPK:［千草］
@JPN:　いい加減、認めたら？　……彼女、死んじゃったの。
@ENG:

@IDX:47759
@OFF:0x25e1
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、
@ENG:

@IDX:47760
@OFF:0x2b33
@SPK:
@JPN:あ
@ENG:

@IDX:47761
@OFF:0x2eba
@SPK:
@JPN:ぁ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:ぁ
@ENG:

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@JPN:ぁ
@ENG:

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@JPN:…
@ENG:

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@JPN:…
@ENG:

@IDX:47766
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@JPN:う
@ENG:

@IDX:47767
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@JPN:わ
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@JPN:ぁ
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@JPN:ぁ
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@SPK:
@JPN:ぁ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:ぁ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:ぁ
@ENG:

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@SPK:
@JPN:！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:！
@ENG:

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@SPK:
@JPN:！
@ENG:

@IDX:47777
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@SPK:
@JPN:！
@ENG:

@IDX:47778
@OFF:0x3e81
@SPK:
@JPN:！
@ENG:

@IDX:47779
@OFF:0x448c
@SPK:
@JPN:　……僕の中で、何かが壊れた。
@ENG:

@IDX:47780
@OFF:0x45dc
@SPK:
@JPN:　僕を僕たらしめていたものが……。
@ENG:

@IDX:47781
@OFF:0x472e
@SPK:
@JPN:　僕はもう……。
@ENG:

@IDX:47782
@OFF:0x4840
@SPK:
@JPN:　……………………………………………。
@ENG:

@IDX:47784
@OFF:0x4965
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……このままじゃ可哀想でしょ？　さあ、早く洗ってあげなさい。
@ENG:

@IDX:47787
@OFF:0x4a85
@SPK:[\protag]
@JPN:　フフ、ふへへへへ……ハハハハハ……。
@ENG:

@IDX:47789
@OFF:0x4aee
@SPK:［千草］
@JPN:　もっと丁寧に洗ってあげたら？　見ず知らずの他人じゃないんだから……。
@ENG:

@IDX:47792
@OFF:0x4b6a
@SPK:[\protag]
@JPN:　アハハハハハハハ……ハヒャ、ヒャヒヒヒイヒ……。
@ENG:

@IDX:47794
@OFF:0x4bdf
@SPK:［千草］
@JPN:　そうそう、なかなかいいわよ？　フフ、フフフ……。
@ENG:

@IDX:47795
@OFF:0x4dc6
@SPK:
@JPN:　引き上げた死体は、間違いなく女性。
@ENG:

@IDX:47796
@OFF:0x4df8
@SPK:
@JPN:　女性だからといって、余計なことは考えない。
@ENG:

@IDX:47797
@OFF:0x4e32
@SPK:
@JPN:　揺れ動く豊満な乳房も、少し毛深い股間も、単なる　作業の一環として処理し、洗っていく。
@ENG:

@IDX:47798
@OFF:0x4ea4
@SPK:
@JPN:　急いではいない……。
@ENG:

@IDX:47799
@OFF:0x4ec8
@SPK:
@JPN:　慌ててもいない……。
@ENG:

@IDX:47800
@OFF:0x4eec
@SPK:
@JPN:　だが、これで休めると思うと身体が勝手にペースを　速め、柔肌を擦るブラシの音が小刻みになる。
@ENG:

@IDX:47801
@OFF:0x4f56
@SPK:
@JPN:　短時間とは言えグッスリ寝たことも、それに拍車を　かけているのかもしれない。
@ENG:

@IDX:47802
@OFF:0x4fc0
@SPK:
@JPN:　次々に、洗うべきポイントが減っていく。
@ENG:

@IDX:47803
@OFF:0x4ff6
@SPK:
@JPN:　今朝と同じくらいのペースなのに、それほど疲れは　感じない。
@ENG:

@IDX:47804
@OFF:0x5040
@SPK:
@JPN:　身体が、いつの間にか、死体洗いに慣れてしまって　いるのか……。
@ENG:

@IDX:47805
@OFF:0x50a4
@SPK:
@JPN:　最後の水洗い。
@ENG:

@IDX:47806
@OFF:0x50c2
@SPK:
@JPN:　排水溝へと流れていくのは水なのか、それとも僕の　精神か……。
@ENG:

@IDX:47807
@OFF:0x510e
@SPK:
@JPN:　少しずつ、確実に、神経が擦り減らされていく。
@ENG:

@IDX:47808
@OFF:0x5203
@SPK:
@JPN:　いつもと変わらない確認作業が、今夜はやけに遅く　感じられる。
@ENG:

@IDX:47809
@OFF:0x524f
@SPK:
@JPN:　頭のてっぺんから足の爪先まで、表も裏も満遍なく　確認される。
@ENG:

@IDX:47810
@OFF:0x529b
@SPK:
@JPN:　そこまでしなくても、洗い残しなどないのに……。　
@ENG:

@IDX:47811
@OFF:0x535b
@SPK:
@JPN:　死体の全身を舐めるように確認した後、鏑木さんが　こちらに歩み寄ってきた。
@ENG:

@IDX:47812
@OFF:0x53b3
@SPK:
@JPN:　失敗などしていない。
@ENG:

@IDX:47813
@OFF:0x53d7
@SPK:
@JPN:　問題などあろうはずがない。
@ENG:

@IDX:47814
@OFF:0x5401
@SPK:
@JPN:　そう自信を持って言い切れるが、やはりこの瞬間は　緊張する。
@ENG:

@IDX:47816
@OFF:0x5494
@SPK:［鏑木］
@JPN:　随分遅かったな？　遅れてもいいとは言ったが、こんなに遅くなるとは思わなかったぞ……なにをしてたんだ？
@ENG:

@IDX:47819
@OFF:0x5530
@SPK:[\protag]
@JPN:　遅い……ですか？　結構早く終わったと思うんですけど……。
@ENG:

@IDX:47821
@OFF:0x5627
@SPK:［鏑木］
@JPN:　時間の感覚が狂ってるのか？　準備が終わってから、１時間も経ってるぞ。
@ENG:

@IDX:47824
@OFF:0x56a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　１時間！？　真魚から連絡を受けたのは９時半だから……もう１０時半ですか？
@ENG:

@IDX:47826
@OFF:0x5730
@SPK:［鏑木］
@JPN:　いや、１０時だ……ってことは、あのちっこいヤツのところで連絡が止まっていたのか……。
@ENG:

@IDX:47829
@OFF:0x57bc
@SPK:[\protag]
@JPN:　……そう、なりますね。
@ENG:

@IDX:47831
@OFF:0x5817
@SPK:［鏑木］
@JPN:　そうか……いや、悪かったな。
@ENG:

@IDX:47834
@OFF:0x586b
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ……それより、仕事の方はどうでしたか？
@ENG:

@IDX:47836
@OFF:0x5950
@SPK:［鏑木］
@JPN:　問題はなかった。もう上がっていいぞ。
@ENG:

@IDX:47839
@OFF:0x59ac
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか……分かりました。では、失礼します。
@ENG:

@IDX:47840
@OFF:0x5add
@SPK:
@JPN:　……シャワーは浴びた。
@ENG:

@IDX:47841
@OFF:0x5b03
@SPK:
@JPN:　……着替えも済ませた。
@ENG:

@IDX:47842
@OFF:0x5b29
@SPK:
@JPN:　だが開始前と同様、真魚は一向に姿を現さない。
@ENG:

@IDX:47843
@OFF:0x5b84
@SPK:
@JPN:　……ミーティングがあること自体を忘れてるんじゃ　ないだろうな。
@ENG:

@IDX:47844
@OFF:0x5bd2
@SPK:
@JPN:　そんなまさか……とは思うが、あの真魚のことだ。　絶対あり得ないとも言い切れない。
@ENG:

@IDX:47845
@OFF:0x5c32
@SPK:
@JPN:　連絡はナースステーションからだったから、病院内　にいるとは思うが……。
@ENG:

@IDX:47848
@OFF:0x5cd2
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚か？　遅いぞ。
@ENG:

@IDX:47850
@OFF:0x5dc1
@SPK:［千草］
@JPN:　お邪魔するわよ。
@ENG:

@IDX:47853
@OFF:0x5e09
@SPK:[\protag]
@JPN:　え、副院長？　何でこんなところに……。
@ENG:

@IDX:47855
@OFF:0x5e74
@SPK:［千草］
@JPN:　あなたに、いいことを教えてあげようと思って。
@ENG:

@IDX:47858
@OFF:0x5ed8
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいこと？　……なんですか、それは？
@ENG:

@IDX:47860
@OFF:0x5f41
@SPK:［千草］
@JPN:　……すぐそこの階段を上がって、４階のドアの開いてる部屋を覗いてみなさい。
@ENG:

@IDX:47863
@OFF:0x5fc1
@SPK:[\protag]
@JPN:　そこに、何があるんです？
@ENG:

@IDX:47865
@OFF:0x6094
@SPK:［千草］
@JPN:　面白いもの……早く行かないと、終わっちゃうわよ？
@ENG:

@IDX:47868
@OFF:0x6134
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから、面白いものって何なんですか！？　ちょっと！
@ENG:

@IDX:47869
@OFF:0x619a
@SPK:
@JPN:　……酷くいやらしい笑みを残し、副院長は更衣室を　出て行ってしまった。
@ENG:

@IDX:47870
@OFF:0x61ee
@SPK:
@JPN:　真魚も来ていないのにここを離れてもいいのか？
@ENG:

@IDX:47871
@OFF:0x622a
@SPK:
@JPN:　何があるのかは気になるが……。
@ENG:

@IDX:47872
@OFF:0x6272
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

@IDX:47873
@OFF:0x6282
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:47874
@OFF:0x6290
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:47875
@OFF:0x629e
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:47876
@OFF:0x62ac
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:47877
@OFF:0x62ba
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:47878
@OFF:0x62c8
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:47879
@OFF:0x62ee
@SPK:
@JPN:　……行ってしまおう。
@ENG:

@IDX:47880
@OFF:0x6312
@SPK:
@JPN:　ここまで待ったのだから、充分言い訳はできる。
@ENG:

@IDX:47881
@OFF:0x634e
@SPK:
@JPN:　小言は明日にでも聞けばいい……。
@ENG:

@IDX:47882
@OFF:0x638e
@SPK:
@JPN:　何より副院長の言う面白いもの、それが気になって　仕方がない。
@ENG:

@IDX:47883
@OFF:0x63da
@SPK:
@JPN:　おそらく面白くとも何ともないだろう。
@ENG:

@IDX:47884
@OFF:0x640e
@SPK:
@JPN:　不愉快でさえあるかもしれない。
@ENG:

@IDX:47885
@OFF:0x643c
@SPK:
@JPN:　だが、もしかすると……。
@ENG:

@IDX:47886
@OFF:0x652d
@SPK:
@JPN:　あの部屋……だろうか？
@ENG:

@IDX:47887
@OFF:0x6553
@SPK:
@JPN:　真っ暗な廊下に、一筋だけ明かりが漏れている。
@ENG:

@IDX:47888
@OFF:0x659f
@SPK:
@JPN:　あんな部屋に、何があるというのだろう？
@ENG:

@IDX:47889
@OFF:0x65d5
@SPK:
@JPN:　どう見ても、研究室にしか見えない。
@ENG:

@IDX:47890
@OFF:0x6607
@SPK:
@JPN:　人の気配もないのに明かりがついているのが、妙と　言えば妙だが……。
@ENG:

@IDX:47891
@OFF:0x66ce
@SPK:
@JPN:　若干のためらいを感じながら静かに部屋に入る。
@ENG:

@IDX:47892
@OFF:0x670a
@SPK:
@JPN:　相変わらず人の気配はない……。
@ENG:

@IDX:47893
@OFF:0x6738
@SPK:
@JPN:　だが体臭にも似たにおいが、先程まで人のいたこと　を示している。
@ENG:

@IDX:47895
@OFF:0x67db
@SPK:［女の声］
@JPN:　うっ……うううぅ……。
@ENG:

@IDX:47898
@OFF:0x683d
@SPK:[\protag]
@JPN:　誰！？　誰かいるの！？
@ENG:

@IDX:47900
@OFF:0x689a
@SPK:［女の声］
@JPN:　うぅ……うっ……。
@ENG:

@IDX:47903
@OFF:0x68e4
@SPK:[\protag]
@JPN:　誰かそこに…………。
@ENG:

@IDX:47906
@OFF:0x69b3
@SPK:[\protag]
@JPN:　なっ！？　ま、真魚……か？
@ENG:

@IDX:47907
@OFF:0x6a01
@SPK:
@JPN:　そばかすの残る頬、ほっそりして凹凸のない身体、　床に伸びた長い三つ編み……。
@ENG:

@IDX:47908
@OFF:0x6a5d
@SPK:
@JPN:　目隠しと猿轡をされていても、すぐにそれと分かる　特徴の数々……。
@ENG:

@IDX:47909
@OFF:0x6aad
@SPK:
@JPN:　思わず名前を呼び、頭が真っ白になってしまった。　
@ENG:

@IDX:47910
@OFF:0x6b03
@SPK:
@JPN:　起伏に乏しい身体をほんのり桜色に染め、その上を　うっすらと汗が覆っている。
@ENG:

@IDX:47911
@OFF:0x6b5d
@SPK:
@JPN:　深い呼吸に合わせてゆっくりと上下する乳房、先端　で微かに震えるピンクの乳首……。
@ENG:

@IDX:47912
@OFF:0x6bbd
@SPK:
@JPN:　だらしなく開いた股間は透明な液体で濡れ、激しい　陵辱の跡を思わせる。
@ENG:

@IDX:47913
@OFF:0x6c21
@SPK:
@JPN:　凄惨で……そして淫らな姿……。
@ENG:

@IDX:47914
@OFF:0x6c4f
@SPK:
@JPN:　呼吸が耳障りなほどに高まり、股間が熱く滾る。
@ENG:

@IDX:47915
@OFF:0x6c8b
@SPK:
@JPN:　このまま襲っても、僕が犯ったと分からないのでは　ないか？
@ENG:

@IDX:47916
@OFF:0x6cd3
@SPK:
@JPN:　いっそのこと、このまま……。
@ENG:

@IDX:47917
@OFF:0x6dc9
@SPK:
@JPN:　だが、考えるより先に身体が動いていた。
@ENG:

@IDX:47918
@OFF:0x6dff
@SPK:
@JPN:　傍らの椅子にかかった白衣で真魚の身体を隠して、　目隠しと猿轡を解いていく。
@ENG:

@IDX:47921
@OFF:0x6f1f
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚。
@ENG:

@IDX:47923
@OFF:0x6f6e
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヒッ！？　や、ヤダ……もう、許して……。
@ENG:

@IDX:47926
@OFF:0x6fce
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕だよ、真魚……ほら、何もしないから……。
@ENG:

@IDX:47928
@OFF:0x703d
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヤダ、ヤダよぉ……私、私……。
@ENG:

@IDX:47931
@OFF:0x7093
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚！
@ENG:

@IDX:47933
@OFF:0x70e2
@SPK:［真魚］
@JPN:　いや、いや、いやぁ……もう、勘弁して……許してよぉ……。
@ENG:

@IDX:47935
@OFF:0x715f
@SPK:［真魚］
@JPN:　来ないで……近づかないで……私、わたし……。
@ENG:

@IDX:47936
@OFF:0x71c1
@SPK:
@JPN:　膜のかかったような虚ろな瞳……。
@ENG:

@IDX:47937
@OFF:0x71f1
@SPK:
@JPN:　うわ言めいた呟き……。
@ENG:

@IDX:47938
@OFF:0x7217
@SPK:
@JPN:　僕だということにまったく気づいてないようだ。
@ENG:

@IDX:47939
@OFF:0x7261
@SPK:
@JPN:　僕の手から逃れようと、真魚が後ずさる。
@ENG:

@IDX:47940
@OFF:0x7297
@SPK:
@JPN:　襲ってきた男の幻影が、僕に重なって見えているの　だろうか？
@ENG:

@IDX:47941
@OFF:0x72e1
@SPK:
@JPN:　じりじりと逃げ続けて、やがて行き止まる。
@ENG:

@IDX:47942
@OFF:0x7327
@SPK:
@JPN:　真魚がぶつかった拍子に、机から手術用のハサミが　落ちる。
@ENG:

@IDX:47945
@OFF:0x73ab
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……。
@ENG:

@IDX:47947
@OFF:0x73fa
@SPK:［真魚］
@JPN:　いや。いやなの……もういやなのぉ……。
@ENG:

@IDX:47950
@OFF:0x7518
@SPK:[\protag]
@JPN:　……え？
@ENG:

@IDX:47951
@OFF:0x7554
@SPK:
@JPN:　その小さな身体からは考えられないような力で突き　飛ばされ、廊下にはじき出される。
@ENG:

@IDX:47952
@OFF:0x75b4
@SPK:
@JPN:　ぼんやりとした真魚の瞳は、僕の姿を映していない　ようだった。
@ENG:

@IDX:47954
@OFF:0x76d8
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヒック、ヒック……酷いよ、ずっと信じてたのに……。
@ENG:

@IDX:47956
@OFF:0x774f
@SPK:［真魚］
@JPN:　副院長先生の命令だから、我慢して色々したのに…………。
@ENG:

@IDX:47959
@OFF:0x77bd
@SPK:[\protag]
@JPN:　ま、真魚……。
@ENG:

@IDX:47961
@OFF:0x7810
@SPK:［真魚］
@JPN:　なのになんで……なんでこんな風になっちゃったんだろ……。
@ENG:

@IDX:47962
@OFF:0x787a
@SPK:
@JPN:　熱を伴う痛みが鳩尾の辺りに生まれた。
@ENG:

@IDX:47963
@OFF:0x78ae
@SPK:
@JPN:　僕の胸から、ハサミの柄が生えている。
@ENG:

@IDX:47964
@OFF:0x78e2
@SPK:
@JPN:　じんわりと広がる、生暖かい感触……。
@ENG:

@IDX:47965
@OFF:0x7916
@SPK:
@JPN:　柄を伝って流れ出る血が、シャツにどす黒いシミを　作る。
@ENG:

@IDX:47966
@OFF:0x795c
@SPK:
@JPN:　膝から力が抜けていく……。
@ENG:

@IDX:47967
@OFF:0x7986
@SPK:
@JPN:　壁に背をつけたまま、ゆっくりと崩れ落ちた。
@ENG:

@IDX:47968
@OFF:0x79d0
@SPK:
@JPN:　多分、致命傷……。
@ENG:

@IDX:47969
@OFF:0x79f2
@SPK:
@JPN:　こんな時だけ奇妙に冷めた頭が、事実をありのまま　分析する。
@ENG:

@IDX:47970
@OFF:0x7a3c
@SPK:
@JPN:　僕は死ぬ……。
@ENG:

@IDX:47971
@OFF:0x7a5a
@SPK:
@JPN:　明日の朝には、冷たい屍になっているだろう。
@ENG:

@IDX:47973
@OFF:0x7add
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ、なんで？　私、分かんないよ……なんで私にあんなことしたの？
@ENG:

@IDX:47975
@OFF:0x7b62
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねぇ、副院長先生……答えてよ……。
@ENG:

@IDX:47977
@OFF:0x7bc9
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヒック、ヒック……。
@ENG:

@IDX:47978
@OFF:0x7c11
@SPK:
@JPN:　残念ながら、答えるべき副院長はいない。
@ENG:

@IDX:47979
@OFF:0x7c47
@SPK:
@JPN:　血が抜けて体重は減ったはずなのに、逆に少しずつ　身体が重くなっていく。
@ENG:

@IDX:47980
@OFF:0x7c9d
@SPK:
@JPN:　瞼さえも例外ではなく、徐々に目を開けているのが　つらくなってきた。
@ENG:

@IDX:47981
@OFF:0x7d66
@SPK:
@JPN:　死ぬのは怖い……。
@ENG:

@IDX:47982
@OFF:0x7d88
@SPK:
@JPN:　だがなぜか、抗おうという気にはなれない。
@ENG:

@IDX:47983
@OFF:0x7dc0
@SPK:
@JPN:　手足の感覚が薄れ、次第に真魚のすすり泣きが遠く　なっていく。
@ENG:

@IDX:47984
@OFF:0x7e1c
@SPK:
@JPN:　眠りに落ちるまでの時間を、数倍に延長したような　感覚。
@ENG:

@IDX:47985
@OFF:0x7e62
@SPK:
@JPN:　よく言う走馬燈とやらを見ることもなく、無気力に　自らの死を迎え入れた……。
@ENG:

@IDX:47986
@OFF:0x7fa5
@SPK:
@JPN:　……ミーティングがあること自体を忘れてるんじゃ　ないだろうな。
@ENG:

@IDX:47987
@OFF:0x7ff3
@SPK:
@JPN:　そんなまさかとは思うが、あの真魚のことだ。絶対　あり得ないとも言い切れない。
@ENG:

@IDX:47988
@OFF:0x804f
@SPK:
@JPN:　連絡はナースステーションからだったから、病院内　にいると思うが……。
@ENG:

@IDX:47989
@OFF:0x80a3
@SPK:
@JPN:　ナースステーションに様子を見に行くか。
@ENG:

@IDX:47990
@OFF:0x81a0
@SPK:
@JPN:　ナースステーションにも、真魚の姿はない。
@ENG:

@IDX:47991
@OFF:0x81d8
@SPK:
@JPN:　ついでに言えば、御堂さんもいない。
@ENG:

@IDX:47992
@OFF:0x820a
@SPK:
@JPN:　御堂さんは帰ったとしても、真魚は何をしているの　だろう？
@ENG:

@IDX:47993
@OFF:0x825e
@SPK:
@JPN:　急な仕事が入って、それが長引いてしまっているの　だろうか？
@ENG:

@IDX:47994
@OFF:0x82a8
@SPK:
@JPN:　それとも、体調不良で早退でもしたのだろうか？
@ENG:

@IDX:47995
@OFF:0x82e4
@SPK:
@JPN:　だが、それならそうと、職員に一言連絡しておけば　済む話だ。
@ENG:

@IDX:47996
@OFF:0x832e
@SPK:
@JPN:　そうすれば、確認の時に鏑木さんから僕にその話が　伝わるはず。
@ENG:

@IDX:47997
@OFF:0x837a
@SPK:
@JPN:　しかし、そんなことを聞いた覚えはない。
@ENG:

@IDX:47998
@OFF:0x847d
@SPK:
@JPN:　……そう言えば、電話で真魚は、呼び出されたとか　言ってなかったか？
@ENG:

@IDX:47999
@OFF:0x84cf
@SPK:
@JPN:　不意に、さっきの電話でのやり取りが蘇る。
@ENG:

@IDX:48000
@OFF:0x8507
@SPK:
@JPN:　まさか、昨夜のことが原因で副院長に……。
@ENG:

@IDX:48001
@OFF:0x853f
@SPK:
@JPN:　真魚は副院長に正面切って反抗していた。
@ENG:

@IDX:48002
@OFF:0x8575
@SPK:
@JPN:　嫌な予感が脳裏をよぎり、背筋に悪寒が走る。
@ENG:

@IDX:48003
@OFF:0x85c5
@SPK:
@JPN:　恐れていたことが現実に起きてしまったのか？
@ENG:

@IDX:48004
@OFF:0x85ff
@SPK:
@JPN:　悪い予感は必ず当たる。
@ENG:

@IDX:48005
@OFF:0x8625
@SPK:
@JPN:　真魚を巻き込みたくないなんて言っておきながら、　僕は救いようのない馬鹿だ。
@ENG:

@IDX:48006
@OFF:0x867f
@SPK:
@JPN:　呼び出されたと聞いた時点で、慎重に行動するよう　念を押すべきだったのだ。
@ENG:

@IDX:48007
@OFF:0x86e7
@SPK:
@JPN:　……間に合うか！？
@ENG:

@IDX:48008
@OFF:0x8709
@SPK:
@JPN:　当てなどないが、真魚を探そう。
@ENG:

@IDX:48009
@OFF:0x8737
@SPK:
@JPN:　運が良ければ見つかる……神とかいうヤツが本当に　いるのなら、今からでも遅くないはずだ……。
@ENG:

@IDX:48010
@OFF:0x8854
@SPK:
@JPN:　副院長室を使うとは思えない。
@ENG:

@IDX:48011
@OFF:0x8880
@SPK:
@JPN:　診察室では人目に触れる危険がある。
@ENG:

@IDX:48012
@OFF:0x88b2
@SPK:
@JPN:　地下は……今まで僕がいたのに使うはずがない。
@ENG:

@IDX:48013
@OFF:0x88ee
@SPK:
@JPN:　そう思って４階に来てみたが、ここからどうやって　探そうか？
@ENG:

@IDX:48014
@OFF:0x8946
@SPK:
@JPN:　奥が見えないほど長い廊下に、ほぼ等間隔にドアが　並んでいる。
@ENG:

@IDX:48015
@OFF:0x8992
@SPK:
@JPN:　この中に、真魚のいる部屋があるのだろうか？
@ENG:

@IDX:48016
@OFF:0x89cc
@SPK:
@JPN:　何の手掛かりもなしに探すのでは、何時間かかるか　分からない。
@ENG:

@IDX:48018
@OFF:0x8a4e
@SPK:　それでも、一つ一つ当たっていくしか
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48019
@OFF:0x8a5c
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48020
@OFF:0x8a70
@SPK:
@JPN:！！！
@ENG:

@IDX:48021
@OFF:0x8aa4
@SPK:
@JPN:　いや、一つだけ開いているドアがある……。
@ENG:

@IDX:48022
@OFF:0x8adc
@SPK:
@JPN:　まだ、誰かいるのだろうか？
@ENG:

@IDX:48023
@OFF:0x8b06
@SPK:
@JPN:　細い隙間から、薄暗い廊下に光の筋が伸びている。　
@ENG:

@IDX:48024
@OFF:0x8b58
@SPK:
@JPN:　覗いてみようか？
@ENG:

@IDX:48025
@OFF:0x8b78
@SPK:
@JPN:　真魚がいるかどうかは分からないが……。
@ENG:

@IDX:48027
@OFF:0x8d09
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヤダヤダ、やめてよぉ！　離してってばぁ！
@ENG:

@IDX:48029
@OFF:0x8d8e
@SPK:［真魚の下着に手をかけている男］
@JPN:　なにカマトトぶってんだよ……そんななりして、どうせ犯りまくってんだろ？
@ENG:

@IDX:48031
@OFF:0x8e2b
@SPK:［真魚の髪を掴んでいる男］
@JPN:　俺たちにも、少しくらいサービスしろよ？
@ENG:

@IDX:48033
@OFF:0x8e96
@SPK:［真魚］
@JPN:　じょ、冗談じゃないよ！　何であんたたちなんかに……。
@ENG:

@IDX:48035
@OFF:0x8f25
@SPK:［真魚の腕を踏みつけている男］
@JPN:　くそ……暴れるな！　また殴られたいのか！？
@ENG:

@IDX:48037
@OFF:0x8fa6
@SPK:［真魚の髪を掴んでいる男］
@JPN:　構わねぇから突っ込んじまえよ。一発犯っちまえば、すぐ大人しくなるさ。
@ENG:

@IDX:48039
@OFF:0x902f
@SPK:［真魚］
@JPN:　や、ヤダァ！　誰か助けて！
@ENG:

@IDX:48041
@OFF:0x90a6
@SPK:［真魚の下着に手をかけている男］
@JPN:　こんなトコ、誰も来やしねえよ……諦めな。
@ENG:

@IDX:48043
@OFF:0x9125
@SPK:［真魚の髪を掴んでいる男］
@JPN:　そうそう……ほら、早くしろよ！
@ENG:

@IDX:48045
@OFF:0x9188
@SPK:［真魚］
@JPN:　ひっ！？　い、いやぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:48046
@OFF:0x91d8
@SPK:
@JPN:　その光景を見た瞬間怒りで全身の血が沸騰した。
@ENG:

@IDX:48047
@OFF:0x9214
@SPK:
@JPN:　真魚が一人に対し、三人の男……。
@ENG:

@IDX:48048
@OFF:0x9244
@SPK:
@JPN:　放っておけば、どうなるのかは明白だ。
@ENG:

@IDX:48049
@OFF:0x9288
@SPK:
@JPN:　どうやって助けようかと思案する間もなく、身体が　勝手に動き出していた。
@ENG:

@IDX:48050
@OFF:0x92ec
@SPK:
@JPN:　今にも挿入しようとしていた男に爪先を叩き込み、　真魚の手を掴んで部屋を飛び出す。
@ENG:

@IDX:48051
@OFF:0x95d3
@SPK:
@JPN:　ここまで逃げてから、足を止めた。
@ENG:

@IDX:48052
@OFF:0x9603
@SPK:
@JPN:　……どうやら、逃げ切れたようだ。
@ENG:

@IDX:48053
@OFF:0x9633
@SPK:
@JPN:　追っ手の気配はなく、騒ぎになった様子もない。
@ENG:

@IDX:48054
@OFF:0x9675
@SPK:
@JPN:　ふと見ると、逃げるのに夢中で気づかなかったが、　真魚の白衣はボロボロになっていた。
@ENG:

@IDX:48055
@OFF:0x96e7
@SPK:
@JPN:　このままでは目のやり場に困る。
@ENG:

@IDX:48056
@OFF:0x9715
@SPK:
@JPN:　僕の視線に気づいたのか、真魚も赤くなって俯いて　しまう。
@ENG:

@IDX:48057
@OFF:0x975d
@SPK:
@JPN:　サッと、着ているサマージャケットを差し出す。
@ENG:

@IDX:48059
@OFF:0x9871
@SPK:［真魚］
@JPN:　……ありがとう……。
@ENG:

@IDX:48062
@OFF:0x98bd
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、いいよ……それより、どこか痛まないか？
@ENG:

@IDX:48064
@OFF:0x992e
@SPK:［真魚］
@JPN:　……身体中が痛くて、よく分かんないよ……。
@ENG:

@IDX:48067
@OFF:0x9990
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうか……じゃあ、手当てとかは無理か……。
@ENG:

@IDX:48068
@OFF:0x99ee
@SPK:
@JPN:　正直、どういう風に接すればいいか分からない。
@ENG:

@IDX:48069
@OFF:0x9a2a
@SPK:
@JPN:　聞きたいことがあるのに……。
@ENG:

@IDX:48070
@OFF:0x9a56
@SPK:
@JPN:　慰めたいのに……。
@ENG:

@IDX:48071
@OFF:0x9a78
@SPK:
@JPN:　言うべき言葉が頭の中で生まれては、すぐさま霞の　ように消えてしまう。
@ENG:

@IDX:48073
@OFF:0x9bcb
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ、さっきの凄かったね？
@ENG:

@IDX:48076
@OFF:0x9c1d
@SPK:[\protag]
@JPN:　えっ？　さっきのって？
@ENG:

@IDX:48078
@OFF:0x9c78
@SPK:［真魚］
@JPN:　助けてくれた時の……きみって、実は強かったんだ？
@ENG:

@IDX:48081
@OFF:0x9ce0
@SPK:[\protag]
@JPN:　あれは、運が良かったというか……真魚を助けたいって思って気がついたら身体が動いてただけだよ。
@ENG:

@IDX:48083
@OFF:0x9d81
@SPK:［真魚］
@JPN:　それでも……かっこよかった。別人みたいだったもん。
@ENG:

@IDX:48086
@OFF:0x9deb
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕だと分かって、がっかりしたろ？
@ENG:

@IDX:48088
@OFF:0x9e50
@SPK:［真魚］
@JPN:　ううん、そんなことない！　夢かと思うくらい嬉しかったよ。だって……きみが助けに来ないかなって思ってたから……。
@ENG:

@IDX:48090
@OFF:0x9f03
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ……ホントに来るとは思ってなかったけどね？
@ENG:

@IDX:48091
@OFF:0x9f67
@SPK:
@JPN:　痛々しいほどに、悲しげな笑み……。
@ENG:

@IDX:48092
@OFF:0x9f99
@SPK:
@JPN:　……もう少しで犯されるという目に遭って、素直に　笑えるとは思えない。
@ENG:

@IDX:48093
@OFF:0x9fed
@SPK:
@JPN:　こんな笑みを浮かべているのは、精一杯強がって、　心配をかけまいとしているからなのだろう……。
@ENG:

@IDX:48096
@OFF:0xa095
@SPK:[\protag]
@JPN:　……何であんなことになったんだ？
@ENG:

@IDX:48098
@OFF:0xa0fa
@SPK:［真魚］
@JPN:　え？　な、何でって……。
@ENG:

@IDX:48101
@OFF:0xa14a
@SPK:[\protag]
@JPN:　昨夜のことが原因なんじゃないのか？
@ENG:

@IDX:48103
@OFF:0xa278
@SPK:［真魚］
@JPN:　……うん。
@ENG:

@IDX:48106
@OFF:0xa2ba
@SPK:[\protag]
@JPN:　やっぱり引き受けてなかったんだな？
@ENG:

@IDX:48108
@OFF:0xa321
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48111
@OFF:0xa363
@SPK:[\protag]
@JPN:　今からでも引き受けた方がいい。そうすればこんなこと……。
@ENG:

@IDX:48113
@OFF:0xa3e0
@SPK:［真魚］
@JPN:　……絶対にヤダ。
@ENG:

@IDX:48116
@OFF:0xa428
@SPK:[\protag]
@JPN:　なに駄々こねてるんだよ？　引き受けないと、今度はなにをされるか……。
@ENG:

@IDX:48118
@OFF:0xa4b1
@SPK:［真魚］
@JPN:　それは分かってるけど……やっぱヤダよ。きみと先輩を監視するなんて。
@ENG:

@IDX:48121
@OFF:0xa52b
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……。
@ENG:

@IDX:48123
@OFF:0xa57a
@SPK:［真魚］
@JPN:　それにあんな女に従いたくないよ……同じ女なのに……レイプさせようとするなんて……。
@ENG:

@IDX:48126
@OFF:0xa604
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんな風に感情で動いてる場合じゃないだろ？　今回は未遂で済んだけど、次も助けられるとは限らないんだぞ？
@ENG:

@IDX:48128
@OFF:0xa76b
@SPK:［真魚］
@JPN:　感情なんて一言で、簡単に片づけないでよ！　どれだけ怖かったか、悔しかったか……男のきみに分かるの！？　分かるわけないよ！
@ENG:

@IDX:48130
@OFF:0xa828
@SPK:［真魚］
@JPN:　あの女、絶対に許さない……あの女が大事にしてるもの、全部ぶっ壊してやるんだから！
@ENG:

@IDX:48133
@OFF:0xa8b0
@SPK:[\protag]
@JPN:　……なにをするつもりなんだ？
@ENG:

@IDX:48135
@OFF:0xa911
@SPK:［真魚］
@JPN:　きみには関係ないでしょ！　巻き込まれたくなかったら余計な詮索しないでよ！
@ENG:

@IDX:48138
@OFF:0xa991
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……。
@ENG:

@IDX:48140
@OFF:0xaaa2
@SPK:［真魚］
@JPN:　あの女の大事なもの……あの女の大事なもの……あの女の大事なもの……。
@ENG:

@IDX:48141
@OFF:0xab2d
@SPK:
@JPN:　真魚の目がドロンとにごり始める。
@ENG:

@IDX:48142
@OFF:0xab5d
@SPK:
@JPN:　どこか狂気を湛えた目。
@ENG:

@IDX:48143
@OFF:0xab83
@SPK:
@JPN:　あの目はどこかで見たことがある。
@ENG:

@IDX:48144
@OFF:0xabb3
@SPK:
@JPN:　そう、どこか様子のおかしかった副院長の目に似て　いる。
@ENG:

@IDX:48145
@OFF:0xac1c
@SPK:
@JPN:　真魚の目がドロンとにごり始める。
@ENG:

@IDX:48146
@OFF:0xac4c
@SPK:
@JPN:　どこか狂気を湛えた目。
@ENG:

@IDX:48148
@OFF:0xacbb
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ！　きみ、何か知ってるでしょ！！　あの女が地下でなにしてるか知ってるんでしょ！？
@ENG:

@IDX:48151
@OFF:0xad47
@SPK:[\protag]
@JPN:　地下？
@ENG:

@IDX:48153
@OFF:0xad92
@SPK:［真魚］
@JPN:　あの女が地下で何かしてるって、噂になってるんだから！！　いつも地下にいるきみが知らないわけないでしょ！！！
@ENG:

@IDX:48156
@OFF:0xae34
@SPK:[\protag]
@JPN:　噂って言われても……。
@ENG:

@IDX:48158
@OFF:0xae8f
@SPK:［真魚］
@JPN:　まさか、きみまであの女をかばうの！！　私よりもあの女の方が大事なの！！
@ENG:

@IDX:48159
@OFF:0xaf0b
@SPK:
@JPN:　真魚の様子がおかしい。
@ENG:

@IDX:48160
@OFF:0xaf31
@SPK:
@JPN:　怒りで我を忘れているのだろうか。
@ENG:

@IDX:48161
@OFF:0xaf73
@SPK:
@JPN:　おそらく噂になっているのは、あのことだろう。
@ENG:

@IDX:48162
@OFF:0xafaf
@SPK:
@JPN:　教えてもいいものだろうかという迷いはあったが、　真魚の形相が僕に口を開かせた。
@ENG:

@IDX:48165
@OFF:0xb049
@SPK:[\protag]
@JPN:　……死体に語りかけていたことか？
@ENG:

@IDX:48167
@OFF:0xb0ae
@SPK:［真魚］
@JPN:　……したい？　……死体？　……死体！！　あの女の大事なものは死体！！！
@ENG:

@IDX:48170
@OFF:0xb12c
@SPK:[\protag]
@JPN:　ま、真魚……。
@ENG:

@IDX:48172
@OFF:0xb17f
@SPK:［真魚］
@JPN:　壊してやる……。あの女の大事な死体、壊してやる！！
@ENG:

@IDX:48174
@OFF:0xb1f6
@SPK:［真魚］
@JPN:　いい！　先輩にも余計なこと言わないでよね！！　これは私の問題なんだから！！
@ENG:

@IDX:48175
@OFF:0xb2d3
@SPK:
@JPN:　絞り出すような叫びを残して、引き留める間もなく　走り出した。
@ENG:

@IDX:48176
@OFF:0xb32d
@SPK:
@JPN:　真魚に投げ捨てられたサマージャケットが、足下で　風に揺れる。
@ENG:

@IDX:48177
@OFF:0xb379
@SPK:
@JPN:　まるで、何かを訴えるように……。
@ENG:

@IDX:48178
@OFF:0xb47f
@SPK:
@JPN:　今夜のことで、副院長のやり方がよく分かった。
@ENG:

@IDX:48179
@OFF:0xb4bb
@SPK:
@JPN:　自分に逆らう者は、容赦しない……。
@ENG:

@IDX:48180
@OFF:0xb4ed
@SPK:
@JPN:　もし御堂さんに言われた通りに逃げ出していれば、　間違いなく捕まっていただろう。
@ENG:

@IDX:48181
@OFF:0xb559
@SPK:
@JPN:　もちろん最後まで仕事を続けても、僕が解放される　保証はない。
@ENG:

@IDX:48182
@OFF:0xb5a5
@SPK:
@JPN:　だが少なくとも、いつか隙はできるはずだ。
@ENG:

@IDX:48183
@OFF:0xb5dd
@SPK:
@JPN:　例えば予想とは違うデータが出て、むこうがミスを　するかもしれない。
@ENG:

@IDX:48184
@OFF:0xb62f
@SPK:
@JPN:　いずれにせよ、下手に動くよりはマシだ。
@ENG:

@IDX:48185
@OFF:0xb675
@SPK:
@JPN:　真魚は、何をするつもりなのだろう？
@ENG:

@IDX:48186
@OFF:0xb6a7
@SPK:
@JPN:　副院長への復讐心に猛る気持ちは分かるが、それを　実行に移すのは危険すぎる。
@ENG:

@IDX:48187
@OFF:0xb701
@SPK:
@JPN:　今夜中に思い直してくれればいいのだが……。
@ENG:

@IDX:48189
@OFF:0xb7eb
@SPK:［真魚］
@JPN:　そっか……聞いてたんだよね。
@ENG:

@IDX:48192
@OFF:0xb83f
@SPK:[\protag]
@JPN:　……引き受けてなかったんだな？
@ENG:

@IDX:48194
@OFF:0xb8a2
@SPK:［真魚］
@JPN:　ごめん……せっかく心配してくれたのに……。
@ENG:

@IDX:48197
@OFF:0xb904
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕に謝ってどうするんだよ！　いいか？　明日にでも副院長に謝って彼女の頼みを引き受けるんだ！　そうすれば、もうこんな目には……。
@ENG:

@IDX:48199
@OFF:0xb9c7
@SPK:［真魚］
@JPN:　……絶対にヤダ。
@ENG:

@IDX:48202
@OFF:0xba0f
@SPK:[\protag]
@JPN:　何を意地になってるんだ？　僕に義理立てしてるなら、そんな必要は……。
@ENG:

@IDX:48204
@OFF:0xbb54
@SPK:［真魚］
@JPN:　だったら……先輩ときみが知ってること、私に教えて。何か隠してるんでしょ？
@ENG:

@IDX:48207
@OFF:0xbbd4
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんなことは……。
@ENG:

@IDX:48209
@OFF:0xbc2f
@SPK:［真魚］
@JPN:　隠さないでよ。私、気づいてるんだから……二人とも何か隠してる。監視しろって言われたことと、関係あるんじゃないの？
@ENG:

@IDX:48212
@OFF:0xbcd7
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48214
@OFF:0xbd26
@SPK:［真魚］
@JPN:　教えてくれないなら、自分で調べるから……あんなことされて黙っていられないもん。
@ENG:

@IDX:48217
@OFF:0xbdac
@SPK:[\protag]
@JPN:　ダメだ！　そんなことは……。
@ENG:

@IDX:48219
@OFF:0xbec9
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ、教えてよ。絶対に余計なことはしないから……少しは信用してよ。
@ENG:

@IDX:48222
@OFF:0xbf45
@SPK:[\protag]
@JPN:　……分かった。話すよ……。
@ENG:

@IDX:48223
@OFF:0xbf93
@SPK:
@JPN:　御堂さんから聞かされた話を、憶測を交えずに全て　真魚に話した。
@ENG:

@IDX:48224
@OFF:0xbfe1
@SPK:
@JPN:　僕を使った実験のこと、その首謀者、６人の被験者　がどうなったか……。
@ENG:

@IDX:48225
@OFF:0xc035
@SPK:
@JPN:　自分でも驚くほど冷静に、淡々と話していく。
@ENG:

@IDX:48227
@OFF:0xc16e
@SPK:［真魚］
@JPN:　……そんなこと知ってて、何で続けられるの？
@ENG:

@IDX:48230
@OFF:0xc1d0
@SPK:[\protag]
@JPN:　どういう意味だ？
@ENG:

@IDX:48232
@OFF:0xc225
@SPK:［真魚］
@JPN:　だって、実験なんでしょ？　６人もいなくなっちゃってるんでしょ？　きみもそうなるかもしれないんでしょ！？
@ENG:

@IDX:48235
@OFF:0xc2c3
@SPK:[\protag]
@JPN:　お、おい……。
@ENG:

@IDX:48237
@OFF:0xc316
@SPK:［真魚］
@JPN:　変だよ、そんなの！　何で続けられるのよ！？　あの女の身体が目当てなの？　先輩の役に立ちたいから？　そんなにお金が欲しいの？
@ENG:

@IDX:48240
@OFF:0xc3c8
@SPK:[\protag]
@JPN:　違うよ。そんな理由じゃない。
@ENG:

@IDX:48242
@OFF:0xc429
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ何で！！
@ENG:

@IDX:48245
@OFF:0xc46f
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕が、やらなければいけないことだから……。
@ENG:

@IDX:48248
@OFF:0xc4d5
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕が今逃げ出してしまったら、この間違った実験を止める術がなくなってしまう……証拠が必要なんだ。
@ENG:

@IDX:48250
@OFF:0xc578
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなこと、どうでもいいじゃない！！　きみがそんなことする必要なんて、どこにもないよ！！
@ENG:

@IDX:48253
@OFF:0xc608
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕がどうしてこの病院で働き始めたか、真魚に話したことあったかな？
@ENG:

@IDX:48255
@OFF:0xc74d
@SPK:［真魚］
@JPN:　え？
@ENG:

@IDX:48258
@OFF:0xc789
@SPK:[\protag]
@JPN:　……医者になりたいんだ。子供のころから、ずっと……夢なんだよ。
@ENG:

@IDX:48261
@OFF:0xc7ff
@SPK:[\protag]
@JPN:　血ってヤツなのかな？　おじいちゃんも、父さんも、二人とも医者だったんだ。物心ついたころには、僕も医者になるんだって思ってた。
@ENG:

@IDX:48264
@OFF:0xc8b3
@SPK:[\protag]
@JPN:　医者って職業は僕の憧れなんだ。僕自身はあんまり覚えてないんだけど、父さんは立派な医者だったらしい。おじいちゃんはいつも誇らしげに父さんの話をしてくれた。
@ENG:

@IDX:48267
@OFF:0xc983
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから僕は奴らを許せないんだ。院長や副院長が……医者だった父さんたちの思い出を穢す、奴らのことが許せないんだ。
@ENG:

@IDX:48270
@OFF:0xca29
@SPK:[\protag]
@JPN:　医者を志す者の一人として……僕がこの実験を止めなきゃいけないんだ。
@ENG:

@IDX:48272
@OFF:0xcab0
@SPK:［真魚］
@JPN:　……仕事……続けるつもりなんだね……。
@ENG:

@IDX:48275
@OFF:0xcb0e
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ああ。
@ENG:

@IDX:48277
@OFF:0xcc19
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ私も残る！！　私もきみと一緒にいる！！
@ENG:

@IDX:48280
@OFF:0xcc7d
@SPK:[\protag]
@JPN:　ダメだ、真魚は逃げるんだ！　自分たちに逆らうお前を、奴らが見過ごすわけがない。
@ENG:

@IDX:48282
@OFF:0xcd10
@SPK:［真魚］
@JPN:　どうして！？　きみがそうしろって言うんなら、あの女の命令も聞くよ！！　大人しく従ってる振りもする！！　あの女を油断させて、尻尾を掴んでみせる！　それならいいんでしょ！？
@ENG:

@IDX:48285
@OFF:0xcdf0
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいや、ダメだ。お前は逃げた方がいい。
@ENG:

@IDX:48287
@OFF:0xce5b
@SPK:［真魚］
@JPN:　さっきと言ってることが違うじゃん！！　あの女に従ってれば大丈夫だって、きみ、さっき言ったじゃない！
@ENG:

@IDX:48290
@OFF:0xcef5
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……もうお前は実験の真相を知ってしまった。さっきとは状況が変わったんだ。こうなった以上、お前はここにいては危険なんだ。
@ENG:

@IDX:48292
@OFF:0xcfb4
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなの、きみも同じじゃない！？　きみが逃げないんなら、私もここに残る！！
@ENG:

@IDX:48295
@OFF:0xd036
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕に気を遣う必要なんてないんだぞ？
@ENG:

@IDX:48297
@OFF:0xd0a1
@SPK:［真魚］
@JPN:　違うよ！　私が、側にいたいだけ……きみと一緒にいたいの！
@ENG:

@IDX:48300
@OFF:0xd111
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚…………気持ちは嬉しいけど……。
@ENG:

@IDX:48302
@OFF:0xd17a
@SPK:［真魚］
@JPN:　私だって役に立てるよ？　どんなのが来るか、先に教えてあげられるし……。
@ENG:

@IDX:48304
@OFF:0xd205
@SPK:［真魚］
@JPN:　さっきみたいなことだって、私、耐えてみせる！　きみのためだったら、どんなことだってできるんだから……。
@ENG:

@IDX:48307
@OFF:0xd2a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……なんで……どうしてそこまで僕のために……。
@ENG:

@IDX:48309
@OFF:0xd3d6
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48312
@OFF:0xd418
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚？
@ENG:

@IDX:48314
@OFF:0xd467
@SPK:［真魚］
@JPN:　……好きなんだもん……。
@ENG:

@IDX:48317
@OFF:0xd4b7
@SPK:[\protag]
@JPN:　えっ？
@ENG:

@IDX:48319
@OFF:0xd595
@SPK:［真魚］
@JPN:　きみのことが好きなんだもん！！　だから、側にいたいの……側にいさせて欲しいの！！
@ENG:

@IDX:48322
@OFF:0xd61d
@SPK:[\protag]
@JPN:　お、おい、こんな時に冗談なんて……。
@ENG:

@IDX:48324
@OFF:0xd686
@SPK:［真魚］
@JPN:　冗談なんて言ってない！！　本気で好きなんだから……だから側にいたいの！！
@ENG:

@IDX:48327
@OFF:0xd711
@SPK:[\protag]
@JPN:　好きって……ちょっと身体の相性が良かっただけだろ？
@ENG:

@IDX:48329
@OFF:0xd844
@SPK:［真魚］
@JPN:　ホントにそれだけだと思うの？
@ENG:

@IDX:48332
@OFF:0xd898
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうじゃなきゃ、危ないところを助けられたばかりで、今だけグラッときてるだけだ。
@ENG:

@IDX:48334
@OFF:0xd92b
@SPK:［真魚］
@JPN:　最初はね、一目惚れだったんだ……。
@ENG:

@IDX:48337
@OFF:0xd985
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？
@ENG:

@IDX:48339
@OFF:0xd9ce
@SPK:［真魚］
@JPN:　事務局で働いてるきみを見た時に、なんかビビッってきたの。一生懸命に頑張ってるきみが、今までにつき合った人と違う……この人にはなにか目標があるんだって眩しく見えたの。
@ENG:

@IDX:48341
@OFF:0xdab7
@SPK:［真魚］
@JPN:　初めてきみと話ができた時……私、ドキドキしてたんだよ？　担当になってきみと一緒に働けるって思った時も……ホントに嬉しかった。気づいてた？　こんな私の気持ち……。
@ENG:

@IDX:48344
@OFF:0xdb8f
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、その……ごめん。全然気づいてなかった……。
@ENG:

@IDX:48346
@OFF:0xdc04
@SPK:［真魚］
@JPN:　えへへ……やっぱり。きみってそういうのに鈍感そうだもん。
@ENG:

@IDX:48348
@OFF:0xdd3d
@SPK:［真魚］
@JPN:　でもね、理由なんてどうでもいいの……私、自分の気持ちに正直でいたいの。エッチが気持ち良かったからでもいい、優しく抱いてくれたからでもいい、助けてくれたからでもいい。
@ENG:

@IDX:48350
@OFF:0xde26
@SPK:［真魚］
@JPN:　こんなに好きになっちゃったの、初めてなんだもん。一生懸命なきみも、鈍感なのも、きみの身体も、全部、ぜんぶ好きなの！きみと一緒にいたいの！！
@ENG:

@IDX:48353
@OFF:0xdf06
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……お前……。
@ENG:

@IDX:48355
@OFF:0xe019
@SPK:［真魚］
@JPN:　好きな人と一緒にいたいって、そんなに変かな？
@ENG:

@IDX:48358
@OFF:0xe07d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……何で……どうして僕のことを？
@ENG:

@IDX:48360
@OFF:0xe19e
@SPK:［真魚］
@JPN:　……最初はね、一目惚れだったんだ。
@ENG:

@IDX:48363
@OFF:0xe1f8
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？
@ENG:

@IDX:48365
@OFF:0xe241
@SPK:［真魚］
@JPN:　事務局で働いてるきみを見た時に、なんかビビッってきたの。一生懸命に頑張ってるきみが、今までにつき合った人と違う……この人にはなにか目標があるんだって眩しく見えたの。
@ENG:

@IDX:48367
@OFF:0xe32a
@SPK:［真魚］
@JPN:　初めてきみと話ができた時……私、ドキドキしてたんだよ？　担当になってきみと一緒に働けるって思った時も……ホントに嬉しかった。気づいてた？　こんな私の気持ち……。
@ENG:

@IDX:48370
@OFF:0xe402
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、その……ごめん。全然気づいてなかった……。
@ENG:

@IDX:48372
@OFF:0xe477
@SPK:［真魚］
@JPN:　えへへ……やっぱり。きみってそういうのに鈍感そうだもん。
@ENG:

@IDX:48374
@OFF:0xe4f4
@SPK:［真魚］
@JPN:　……担当になってからもね、きみの優しいところ、いっぱい感じたよ？　やっぱり私の思った通りの人だったって。
@ENG:

@IDX:48376
@OFF:0xe65d
@SPK:［真魚］
@JPN:　でもね、理由なんてどうでもいいの……私、自分の気持ちに正直でいたいの。
@ENG:

@IDX:48378
@OFF:0xe6e8
@SPK:［真魚］
@JPN:　こんなに好きになっちゃったの、初めてなんだもん。一生懸命なきみも、鈍感なのも、優しいところも、何もかも、ぜんぶ好きなの！　きみと一緒にいたいの！！
@ENG:

@IDX:48379
@OFF:0xe7ac
@SPK:
@JPN:　こんな時なのに、胸が熱くなってきた。
@ENG:

@IDX:48380
@OFF:0xe7e0
@SPK:
@JPN:　真魚がそんなに僕のことを想っていてくれたなんて　想像もしなかった。
@ENG:

@IDX:48381
@OFF:0xe832
@SPK:
@JPN:　明るい笑顔、怒った顔、不安げに俯いた顔……。
@ENG:

@IDX:48382
@OFF:0xe86e
@SPK:
@JPN:　これまで真魚が見せてくれた様々な表情が、鮮明に　脳裏に蘇ってくる。
@ENG:

@IDX:48383
@OFF:0xe8d0
@SPK:
@JPN:　一人の女性にここまで想われる。
@ENG:

@IDX:48384
@OFF:0xe8fe
@SPK:
@JPN:　僕にそれだけの価値は本当にあるのだろうか？
@ENG:

@IDX:48385
@OFF:0xe938
@SPK:
@JPN:　医者になるという夢、真相を知った時の憤慨、実験　をこの手で中止させるという使命感……。
@ENG:

@IDX:48386
@OFF:0xe99e
@SPK:
@JPN:　心の中の気負いが溶かされてゆく。
@ENG:

@IDX:48387
@OFF:0xe9dc
@SPK:
@JPN:　僕がここにいる限り、真魚も病院に残るだろう。
@ENG:

@IDX:48388
@OFF:0xea18
@SPK:
@JPN:　証拠を掴んで、実験を止められたとしても、真魚を　危険に晒すことに……或いは最悪、真魚が……。
@ENG:

@IDX:48389
@OFF:0xea84
@SPK:
@JPN:　そんなことに果たしてなんの価値があるのか？
@ENG:

@IDX:48390
@OFF:0xeabe
@SPK:
@JPN:　目の前の女性……真魚の想いを引き換えにしてまで　やらなければならないことなどあるのだろうか？
@ENG:

@IDX:48392
@OFF:0xeb5c
@SPK:　僕は
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48393
@OFF:0xeb6a
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48394
@OFF:0xeb78
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48395
@OFF:0xeb86
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48396
@OFF:0xeb94
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:48399
@OFF:0xebec
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕が病院を辞めるって言ったら、真魚はどうする？
@ENG:

@IDX:48401
@OFF:0xec63
@SPK:［真魚］
@JPN:　もちろん辞めるよ。きみがいないんじゃ、こんなトコにいてもしょうがないもん……。
@ENG:

@IDX:48404
@OFF:0xece9
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かった……僕は病院を辞めるよ。いや……辞めるって言うより、逃げるって言った方が正確かな。
@ENG:

@IDX:48407
@OFF:0xed7b
@SPK:[\protag]
@JPN:　あいつらが素直に僕を辞めさせてくれるわけないし。
@ENG:

@IDX:48409
@OFF:0xeeac
@SPK:［真魚］
@JPN:　そう……でもそうすると、きみとはもう会えないんだね……。
@ENG:

@IDX:48412
@OFF:0xef1c
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48414
@OFF:0xef6b
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48417
@OFF:0xefad
@SPK:[\protag]
@JPN:　なあ、真魚……。
@ENG:

@IDX:48419
@OFF:0xf0be
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん？　……何？
@ENG:

@IDX:48422
@OFF:0xf106
@SPK:[\protag]
@JPN:　もし良かったら……僕と一緒に来ないか？
@ENG:

@IDX:48424
@OFF:0xf171
@SPK:［真魚］
@JPN:　……えっ！？
@ENG:

@IDX:48427
@OFF:0xf1b5
@SPK:[\protag]
@JPN:　田舎に帰って最初からやり直そうと思うんだ。何もかも……。
@ENG:

@IDX:48430
@OFF:0xf225
@SPK:[\protag]
@JPN:　その時、真魚が側にいてくれたら楽しいかなって……僕の勝手な都合で、こんなこと言うのもアレだけどね。
@ENG:

@IDX:48432
@OFF:0xf39b
@SPK:［真魚］
@JPN:　……私で……いいの？
@ENG:

@IDX:48435
@OFF:0xf3e7
@SPK:[\protag]
@JPN:　来てくれると嬉しいな。真魚さえ良ければだけど……。
@ENG:

@IDX:48437
@OFF:0xf45e
@SPK:［真魚］
@JPN:　もちろん！　断るわけないじゃん！　言ったでしょ？　きみのことが好きなんだ……って。
@ENG:

@IDX:48440
@OFF:0xf4e8
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ありがとう。
@ENG:

@IDX:48442
@OFF:0xf53d
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん！　じゃあ、これからどうしよっか？
@ENG:

@IDX:48446
@OFF:0xf65e
@SPK:[\protag]
@JPN:？　真魚？
@ENG:

@IDX:48448
@OFF:0xf6ab
@SPK:［真魚］
@JPN:　今夜は……一人になりたくない……。
@ENG:

@IDX:48451
@OFF:0xf705
@SPK:[\protag]
@JPN:　なんだって？
@ENG:

@IDX:48453
@OFF:0xf756
@SPK:［真魚］
@JPN:　今夜は、一人になりたくないよ。一人でいると、イヤなこと、思い出しちゃいそうだから……。
@ENG:

@IDX:48454
@OFF:0xf7e0
@SPK:
@JPN:　真魚の肩が、小刻みに震えている。
@ENG:

@IDX:48455
@OFF:0xf810
@SPK:
@JPN:　その顔がさっきより青白く見えるのは、月明かりの　せいだけではあるまい。
@ENG:

@IDX:48456
@OFF:0xf866
@SPK:
@JPN:　まるで僕の言葉を待つように、目を伏せたまま唇を　噛んでじっと押し黙っている。
@ENG:

@IDX:48459
@OFF:0xf8fe
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ……泊まっていくか？　僕の部屋に……。
@ENG:

@IDX:48461
@OFF:0xfa2b
@SPK:［真魚］
@JPN:　えっ？
@ENG:

@IDX:48464
@OFF:0xfa69
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、その……変な意味じゃないんだ！　ただ、ほら、別れるのは危険だし、それに……。
@ENG:

@IDX:48466
@OFF:0xfbbc
@SPK:［真魚］
@JPN:　……変な意味でいいのに……。
@ENG:

@IDX:48469
@OFF:0xfc10
@SPK:[\protag]
@JPN:　……へっ？
@ENG:

@IDX:48471
@OFF:0xfc5f
@SPK:［真魚］
@JPN:　だって、そういう関係だったはずでしょ？　私たちって……。
@ENG:

@IDX:48474
@OFF:0xfccf
@SPK:[\protag]
@JPN:　お前……あんなことがあった後なのに……。
@ENG:

@IDX:48476
@OFF:0xfd3c
@SPK:［真魚］
@JPN:　あんなことの後だから抱いて欲しいの。朝までずっと……。
@ENG:

@IDX:48479
@OFF:0xfdaa
@SPK:[\protag]
@JPN:　ま、真魚……。
@ENG:

@IDX:48481
@OFF:0xfdfd
@SPK:［真魚］
@JPN:　ダメ？　きみのこと好きだから……抱いて欲しいの。これって驚くほど変かな？
@ENG:

@IDX:48484
@OFF:0xfe7d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……いや、変じゃないよ。
@ENG:

@IDX:48486
@OFF:0xfeda
@SPK:［真魚］
@JPN:　だったら、もう一度部屋に誘って、ね？
@ENG:

@IDX:48489
@OFF:0xff36
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ……部屋に泊まっていくか？
@ENG:

@IDX:48491
@OFF:0xff9d
@SPK:［真魚］
@JPN:　……うん。
@ENG:

@IDX:48492
@OFF:0x10030
@SPK:
@JPN:　部屋に着くなり、真魚は、男たちに蹂躙された白衣　を脱ぎ捨てた。
@ENG:

@IDX:48493
@OFF:0x1007e
@SPK:
@JPN:　その勢いは、奴らに触れられたという事実さえ打ち　消そうとしているようだった。
@ENG:

@IDX:48494
@OFF:0x100e6
@SPK:
@JPN:　陵辱されかかった女の子を、そのほとぼりも冷めぬ　うちから抱いてしまう。
@ENG:

@IDX:48495
@OFF:0x1013c
@SPK:
@JPN:　そんな行為に、少なからぬ疑念が僕にはある。
@ENG:

@IDX:48496
@OFF:0x10176
@SPK:
@JPN:　しかし、そんな僕の前で、真魚はてきぱきと準備を　整えてしまう。
@ENG:

@IDX:48497
@OFF:0x101c4
@SPK:
@JPN:　戸惑う僕をよそに、部屋の隅に畳んであった布団を　広げ、ぺたんと座り込むと僕を見上げて誘うような　笑みを浮かべた。
@ENG:

@IDX:48499
@OFF:0x10318
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ、早くこっちに来て……。
@ENG:

@IDX:48502
@OFF:0x1036c
@SPK:[\protag]
@JPN:　ここ、僕の部屋だぞ？　そんな、勝手知ったるみたいに……。
@ENG:

@IDX:48504
@OFF:0x103e9
@SPK:［真魚］
@JPN:　今は、私たちの部屋だよ……でしょ？
@ENG:

@IDX:48507
@OFF:0x10443
@SPK:[\protag]
@JPN:　うっ……ま、まあ……。
@ENG:

@IDX:48509
@OFF:0x1049e
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなことより、側に来てよ……。
@ENG:

@IDX:48512
@OFF:0x104f6
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも……本当にいいのか？　無理してないか？
@ENG:

@IDX:48514
@OFF:0x10565
@SPK:［真魚］
@JPN:　言ったでしょ？　きみので忘れさせて……お願い、早く……。
@ENG:

@IDX:48517
@OFF:0x105d5
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ……。
@ENG:

@IDX:48518
@OFF:0x10615
@SPK:
@JPN:　真魚を抱くのは初めてではない。
@ENG:

@IDX:48519
@OFF:0x10643
@SPK:
@JPN:　それなのに、緊張が四肢を強張らせて、思うように　身体を動かすことができない。
@ENG:

@IDX:48520
@OFF:0x1069f
@SPK:
@JPN:　なぜだろう……この前の時とは確実に真魚に対する　気持ちが違っている。
@ENG:

@IDX:48521
@OFF:0x106f3
@SPK:
@JPN:　変に意識してしまって、顔を見られない。
@ENG:

@IDX:48523
@OFF:0x10806
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ……緊張してる？
@ENG:

@IDX:48526
@OFF:0x10852
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……。
@ENG:

@IDX:48528
@OFF:0x108a1
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ……私もだよ。凄くドキドキして……変だよね？　初めてじゃないのに……。
@ENG:

@IDX:48530
@OFF:0x10932
@SPK:［真魚］
@JPN:　……私、ずっと我慢してたんだよ？　ホントは毎日でも誘いたかったけど、誘って断られたら立ち直れないもん。
@ENG:

@IDX:48533
@OFF:0x109d0
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……。
@ENG:

@IDX:48535
@OFF:0x10a1f
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなこと、ないよね？　私でいいんだよね？
@ENG:

@IDX:48538
@OFF:0x10a81
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……。
@ENG:

@IDX:48539
@OFF:0x10b3b
@SPK:
@JPN:　背伸びをしながら、真魚が唇を合わせてきた。
@ENG:

@IDX:48540
@OFF:0x10b75
@SPK:
@JPN:　それまでの緊張が、嘘のようにほぐれていく。
@ENG:

@IDX:48541
@OFF:0x10baf
@SPK:
@JPN:　いま自分が置かれている状況など、感情に比べれば　微々たるものだ。
@ENG:

@IDX:48542
@OFF:0x10bff
@SPK:
@JPN:　心の命じるまま真魚の身体を抱きしめ、舌を絡め、　互いの唾液をすすり合う。
@ENG:

@IDX:48544
@OFF:0x10ca0
@SPK:［真魚］
@JPN:　んっ、んは……んっ、もういいよ……。
@ENG:

@IDX:48547
@OFF:0x10d8c
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ……。
@ENG:

@IDX:48549
@OFF:0x10ddf
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ、続き……してよ。抱いてくれるんでしょ？
@ENG:

@IDX:48552
@OFF:0x10e43
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……。
@ENG:

@IDX:48554
@OFF:0x10e92
@SPK:［真魚］
@JPN:　クスッ、さっきからそればっか……ほら、見て。もう、我慢できないよ……。
@ENG:

@IDX:48557
@OFF:0x10f10
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ……本当だ。もうグショグショだ。
@ENG:

@IDX:48559
@OFF:0x10f7d
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、きみのせいだよ。だから、早く……来て……。
@ENG:

@IDX:48561
@OFF:0x110a2
@SPK:［真魚］
@JPN:　んんっ、あぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:48564
@OFF:0x110ec
@SPK:[\protag]
@JPN:　だ、大丈夫か？
@ENG:

@IDX:48566
@OFF:0x111f8
@SPK:［真魚］
@JPN:　う、うん……ちょっとキツかっただけ……はぁ、はぁ……平気だから、動いて……。
@ENG:

@IDX:48569
@OFF:0x1127c
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……。
@ENG:

@IDX:48571
@OFF:0x11361
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、あっ、あぁぁ！　すごい、深い……んぁ、あぁ！
@ENG:

@IDX:48572
@OFF:0x113c7
@SPK:
@JPN:　少しでも深い繋がりを求め、腰を突き動かす。
@ENG:

@IDX:48573
@OFF:0x11401
@SPK:
@JPN:　肉体ではなく、心の繋がりを……。
@ENG:

@IDX:48574
@OFF:0x11431
@SPK:
@JPN:　そのための手段がこうして身体を合わせること。
@ENG:

@IDX:48575
@OFF:0x1146d
@SPK:
@JPN:　快感など、余録みたいなものだ。
@ENG:

@IDX:48577
@OFF:0x11597
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ……私たち、一つになってるよね？　これからずっと一緒だよね？
@ENG:

@IDX:48580
@OFF:0x1160f
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……ずっと一緒だよ。
@ENG:

@IDX:48582
@OFF:0x1166c
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへ、嬉しい……じゃあ、もっと強く……私をきみでいっぱいにして……。
@ENG:

@IDX:48585
@OFF:0x116e8
@SPK:[\protag]
@JPN:　んっ……こうか？
@ENG:

@IDX:48587
@OFF:0x117d3
@SPK:［真魚］
@JPN:　あんっ、あっ、あぁぁっ！　イイ、イイよぉ！
@ENG:

@IDX:48589
@OFF:0x11842
@SPK:［真魚］
@JPN:　凄い、感じちゃう……恥ずかしい声が出ちゃう……。
@ENG:

@IDX:48592
@OFF:0x118aa
@SPK:[\protag]
@JPN:　大丈夫、もっと声を出して……我慢しなくていいんだ。
@ENG:

@IDX:48594
@OFF:0x11921
@SPK:［真魚］
@JPN:　でもぉ……くふっ、ふぁぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:48595
@OFF:0x11973
@SPK:
@JPN:　真魚を想う気持ちが、止めどなく溢れてくる。
@ENG:

@IDX:48596
@OFF:0x119ad
@SPK:
@JPN:　うっすらと汗ばんだ肌が、快感に喘ぐ声が、それを　漏らす唇が……真魚の全てが愛おしい。
@ENG:

@IDX:48597
@OFF:0x11a11
@SPK:
@JPN:　言葉にしないぶん高まった感情が、行き場を求めて　身体を突き動かす。
@ENG:

@IDX:48598
@OFF:0x11a75
@SPK:
@JPN:　真魚の全てを、僕のものにしたい……。
@ENG:

@IDX:48599
@OFF:0x11aa9
@SPK:
@JPN:　心も、身体も、全て僕のものに……。
@ENG:

@IDX:48600
@OFF:0x11adb
@SPK:
@JPN:　それが叶わないなら、せめて今だけでも……。
@ENG:

@IDX:48602
@OFF:0x11b5e
@SPK:［真魚］
@JPN:　こんなの、初めてだよぉ……どうして、こんなに……。
@ENG:

@IDX:48604
@OFF:0x11bd5
@SPK:［真魚］
@JPN:　うぁぁ、あぁぁぁぁぁ！　怖いよ……感じすぎて、私が、私でなくなっちゃう……。
@ENG:

@IDX:48607
@OFF:0x11c59
@SPK:[\protag]
@JPN:　大丈夫だよ……僕が、ずっと側にいるから……。
@ENG:

@IDX:48609
@OFF:0x11cca
@SPK:［真魚］
@JPN:　あふっ、あふっ……ホントに？　ホントに、ずっと側に、いてくれるの？
@ENG:

@IDX:48612
@OFF:0x11d44
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……ずっと側にいるよ。
@ENG:

@IDX:48614
@OFF:0x11da3
@SPK:［真魚］
@JPN:　だったら、感じさせて……もっと、強く抱いて……。
@ENG:

@IDX:48616
@OFF:0x11e18
@SPK:［真魚］
@JPN:　あぁぁ……ふぁぁぁぁぁ！　あっ、あっ……んぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:48617
@OFF:0x11e80
@SPK:
@JPN:　腕の中で悶える真魚をきつく抱きしめた。
@ENG:

@IDX:48618
@OFF:0x11eb6
@SPK:
@JPN:　どこへも行かせない……絶対に離さない……。
@ENG:

@IDX:48619
@OFF:0x11ef0
@SPK:
@JPN:　僕は……僕は、真魚を……。
@ENG:

@IDX:48622
@OFF:0x11f56
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……。
@ENG:

@IDX:48624
@OFF:0x11fa5
@SPK:［真魚］
@JPN:　来る……来ちゃう！　おねがい……もっと強く、ギュッて……息が止まるくらい、強く抱いて……。
@ENG:

@IDX:48627
@OFF:0x12037
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……真魚、真魚、真魚……！
@ENG:

@IDX:48629
@OFF:0x1209a
@SPK:［真魚］
@JPN:　あぁぁ……！　嬉しい……もう、私……イッちゃう……だからきみも、一緒に……。
@ENG:

@IDX:48631
@OFF:0x1212b
@SPK:［真魚］
@JPN:　来て……私の中、奥に……もうダメ……私、イク、イクの……イッちゃうのぉ！
@ENG:

@IDX:48634
@OFF:0x121ab
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……！
@ENG:

@IDX:48636
@OFF:0x121fa
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふぁぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:48639
@OFF:0x123b1
@SPK:[\protag]
@JPN:　……大丈夫か？
@ENG:

@IDX:48641
@OFF:0x12404
@SPK:［真魚］
@JPN:　……うん、大丈夫……ありがと。
@ENG:

@IDX:48644
@OFF:0x1245a
@SPK:[\protag]
@JPN:　なんだよ、急に礼なんか言って……。
@ENG:

@IDX:48646
@OFF:0x124c1
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ、よく分からないけど、言いたかったの……。
@ENG:

@IDX:48649
@OFF:0x12529
@SPK:[\protag]
@JPN:　なんだそりゃ？
@ENG:

@IDX:48651
@OFF:0x1257c
@SPK:［真魚］
@JPN:　だから、分からないんだってば。でも多分……。
@ENG:

@IDX:48654
@OFF:0x125e0
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ん？　なんだ？
@ENG:

@IDX:48656
@OFF:0x12637
@SPK:［真魚］
@JPN:　……ううん、なんでもない。私、少し疲れちゃった……寝ても……いい、かな……？
@ENG:

@IDX:48659
@OFF:0x126bb
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ。朝になったら起こしてやるよ。
@ENG:

@IDX:48661
@OFF:0x12722
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48664
@OFF:0x127e2
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚？
@ENG:

@IDX:48666
@OFF:0x12831
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:48669
@OFF:0x12873
@SPK:[\protag]
@JPN:　なんだ、もう寝ちゃったのか……。
@ENG:

@IDX:48670
@OFF:0x128c5
@SPK:
@JPN:　僕の腕枕に、安らかな寝息を立てる真魚を、そっと　抱き寄せる。
@ENG:

@IDX:48671
@OFF:0x12911
@SPK:
@JPN:　穏やかな顔で眠る彼女の身体から、温もりが静かに　伝わってくる。
@ENG:

@IDX:48672
@OFF:0x1295f
@SPK:
@JPN:　こんなに安らいだ気持ちでいいのだろうか？
@ENG:

@IDX:48673
@OFF:0x12997
@SPK:
@JPN:　ここから逃げおおせるかも分からないのに……。
@ENG:

@IDX:48674
@OFF:0x129e5
@SPK:
@JPN:　……いや、絶対に逃げ切ってみせる。
@ENG:

@IDX:48675
@OFF:0x12a17
@SPK:
@JPN:　僕自身のために。
@ENG:

@IDX:48677
@OFF:0x12a59
@SPK:　そして…
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48678
@OFF:0x12a67
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48679
@OFF:0x12a75
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48680
@OFF:0x12a89
@SPK:
@JPN:真魚のために。
@ENG:

@IDX:48682
@OFF:0x134bb
@SPK:［真魚］
@JPN:　……私で……いいの？
@ENG:

@IDX:48685
@OFF:0x13507
@SPK:[\protag]
@JPN:　来てくれると嬉しいな。真魚さえ良ければだけど……。
@ENG:

@IDX:48687
@OFF:0x1357e
@SPK:［真魚］
@JPN:　もちろん！　断るわけないじゃん！　言ったでしょ？　きみのことが好きなんだ……って。
@ENG:

@IDX:48690
@OFF:0x13608
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ありがとう。
@ENG:

@IDX:48692
@OFF:0x1365d
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん！　じゃあ、これからどうしよっか？
@ENG:

@IDX:48695
@OFF:0x136bb
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうだな……荷物を今夜中にまとめて、明日の朝、駅で待ち合わせってことで。時間は……始発の出る時間でいいか？
@ENG:

@IDX:48697
@OFF:0x1376a
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん！　じゃあ私、帰って準備するね！
@ENG:

@IDX:48698
@OFF:0x13872
@SPK:
@JPN:　そう言うと真魚は振り向きもせずに走り出した。
@ENG:

@IDX:48699
@OFF:0x138ae
@SPK:
@JPN:　……これでいい……。
@ENG:

@IDX:48700
@OFF:0x138d2
@SPK:
@JPN:　逃げられるかどうか、試さなければ分からない。
@ENG:

@IDX:48701
@OFF:0x13920
@SPK:
@JPN:　……いや、絶対に逃げ切ってみせる。
@ENG:

@IDX:48702
@OFF:0x13952
@SPK:
@JPN:　僕自身のために。
@ENG:

@IDX:48704
@OFF:0x1398e
@SPK:　そして…
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48705
@OFF:0x1399c
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48706
@OFF:0x139aa
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48707
@OFF:0x139be
@SPK:
@JPN:真魚のために。
@ENG:

@IDX:48708
@OFF:0x13a73
@SPK:
@JPN:　……あれから、丁度１年……。
@ENG:

@IDX:48709
@OFF:0x13a9f
@SPK:
@JPN:　あの病院のことは、どうなったか分からない。
@ENG:

@IDX:48710
@OFF:0x13ae7
@SPK:
@JPN:　……御堂さんにだけは別れを告げてきた。
@ENG:

@IDX:48711
@OFF:0x13b1d
@SPK:
@JPN:　実験を中止させるという約束を守れなかったことを　彼女は責めなかった。
@ENG:

@IDX:48712
@OFF:0x13b71
@SPK:
@JPN:　忸怩たる思いはあった。
@ENG:

@IDX:48713
@OFF:0x13b97
@SPK:
@JPN:　理由はどうあれ、彼女だけを残して病院を去ること　になったのだから、後ろめたさで胸が張り裂けそう　だった。
@ENG:

@IDX:48714
@OFF:0x13c1f
@SPK:
@JPN:　……無駄とは思ったが、御堂さんも病院から離れる　ように強く勧めた。
@ENG:

@IDX:48715
@OFF:0x13c71
@SPK:
@JPN:　無論、真魚も一緒に。
@ENG:

@IDX:48716
@OFF:0x13c95
@SPK:
@JPN:　真魚は顔を涙でグシャグシャにして、まるで駄々を　こねるように御堂さんの説得を続けた。
@ENG:

@IDX:48717
@OFF:0x13d09
@SPK:
@JPN:　……だが、予想した通り、彼女を翻意させることは　叶わなかった。
@ENG:

@IDX:48718
@OFF:0x13d57
@SPK:
@JPN:　御堂さんは明るく澄んだその声で言った。
@ENG:

@IDX:48719
@OFF:0x13da0
@SPK:
@JPN:　『これは私がやらなくてはいけないことなんです』　
@ENG:

@IDX:48720
@OFF:0x13de0
@SPK:
@JPN:……と。
@ENG:

@IDX:48721
@OFF:0x13e06
@SPK:
@JPN:　駅で僕たちを見送ってくれた彼女は笑顔だった。
@ENG:

@IDX:48722
@OFF:0x13e42
@SPK:
@JPN:　……眩しいものでも見るように、目を細め微笑んで　いた。
@ENG:

@IDX:48723
@OFF:0x13e88
@SPK:
@JPN:　彼女はどうしているだろう……御堂さんのことは、　今も時々思い出す。
@ENG:

@IDX:48724
@OFF:0x13eea
@SPK:
@JPN:　僕は故郷に帰ると、散々悩んだ挙げ句、普通の会社　に就職した。
@ENG:

@IDX:48725
@OFF:0x13f36
@SPK:
@JPN:　医者に未練がないと言えば、ウソになる。
@ENG:

@IDX:48726
@OFF:0x13f6c
@SPK:
@JPN:　だがそれでも諦めたこと自体は後悔していない。
@ENG:

@IDX:48727
@OFF:0x13fa8
@SPK:
@JPN:　今の生活に不満はないし仕事もうまくいっている。　
@ENG:

@IDX:48729
@OFF:0x1402a
@SPK:　　　　　　　　それに
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48730
@OFF:0x14038
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48731
@OFF:0x14046
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48732
@OFF:0x14054
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:48733
@OFF:0x14062
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:48735
@OFF:0x141b3
@SPK:［真魚］
@JPN:　ほらぁ、起きてよぉ！　日曜だからって、いつまでも寝てちゃダメでしょ？
@ENG:

@IDX:48738
@OFF:0x1422f
@SPK:[\protag]
@JPN:　休みの日ぐらい、ゆっくり寝かせてくれよ……。
@ENG:

@IDX:48740
@OFF:0x142a0
@SPK:［真魚］
@JPN:　ダ～メ！　久しぶりに晴れたんだから、お布団を干しておきたいの。フカフカのお布団で寝たいでしょ？
@ENG:

@IDX:48743
@OFF:0x14336
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなの、明日でもいいじゃないか……どうせ夜になればまた真魚が濡らすんだから……。
@ENG:

@IDX:48745
@OFF:0x143cd
@SPK:［真魚］
@JPN:　ば、バカなこと言ってないで、早く起きてよ！
@ENG:

@IDX:48748
@OFF:0x1442f
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふぅ……分かったよ。
@ENG:

@IDX:48749
@OFF:0x14477
@SPK:
@JPN:　それに今は、守るものがある。
@ENG:

@IDX:48750
@OFF:0x144a3
@SPK:
@JPN:　この生活を守るためなら、医者になどなれなくても　いい……。
@ENG:

@IDX:48751
@OFF:0x144ed
@SPK:
@JPN:　そう思えるだけの幸せが、目の前に存在している。　
@ENG:

@IDX:48753
@OFF:0x14576
@SPK:［真魚］
@JPN:　お布団干したら、すぐご飯にするからね。
@ENG:

@IDX:48756
@OFF:0x145d4
@SPK:[\protag]
@JPN:　手伝おうか？
@ENG:

@IDX:48758
@OFF:0x14625
@SPK:［真魚］
@JPN:　ううん、大丈夫。それより、顔洗ったら着替えてね？　脱いだものは、洗濯籠に入れること！
@ENG:

@IDX:48761
@OFF:0x146b1
@SPK:[\protag]
@JPN:　……で、それを洗うのは僕の仕事……だろ？
@ENG:

@IDX:48763
@OFF:0x1471e
@SPK:［真魚］
@JPN:　そーゆーこと。あっ！　私の下着は、ちゃんとネットに入れて洗ってよ？
@ENG:

@IDX:48766
@OFF:0x14798
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かってるよ！
@ENG:

@IDX:48767
@OFF:0x147da
@SPK:
@JPN:　こんな日々が、僕にとっての幸せ……。
@ENG:

@IDX:48768
@OFF:0x1480e
@SPK:
@JPN:　キッチンに立つ真魚の小さな背中を見ながら、頬が　緩んでいくのを感じる。
@ENG:

@IDX:48769
@OFF:0x14864
@SPK:
@JPN:　そして僕は、最近やっと馴染んできたエプロン姿の　真魚にそっと近づいていった……。
@ENG:

